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  • 2015.10.01 Thursday
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ダーウィンの影響

今日は、チャールズ・ダーウィンの誕生日(1809年生まれ)だそうです。

彼の進化論は生物学のみならず、哲学や社会学などその後の学問のさまざまな展開に大きな影響を与えました。

おととしの生誕200年のときに日本学術会議でひらかれた行事のデータがUPされていましたので、以下、部分的に転載させていただきます。全文はここから。

....................................................

第二部は,横山輝雄・富山太佳夫・溝口元の三氏によるセッションであった.横山氏による「ダーウィンの思想的影響」と題された講演では,科学が思想や世界観に与える影響について考察され,「ダーウィン革命」は「コペルニクス革命」などとは違って現在に至るまで継続しているものであり,その意義は時代によって異なるという趣旨の議論が展開された.

まず,19世紀後半には確かに「進化論の衝撃」があったのだが,それは「ダーウィニズム」の確立ではなく,ラマルキズムやスペンサーの社会進化論の影響力が大きかったと指摘された.次に,1940年頃に進化総合説が成立するに至ってようやくダーウィニズムが確立したのだが,それでもその普及に全く障害がなかったわけではなく,ルイセンコ学説などダーウィニズムへの懐疑は続いたという.

こうして自然科学としての進化論が成立した後は,社会進化論への批判や優生学の反省などもあり人文社会科学との分離・相互不干渉が続いたのだが,1970年代に「生命科学的転回」が起こり,社会生物学の登場などによって「ダーウィンなどいなかったようにしている」人文社会科学への批判が始まる.

ドーキンス『利己的な遺伝子』やウィルソン『社会生物学』『知の挑戦』,デネット『ダーウィンの危険な思想』をめぐる状況が説明された後,21世紀に入るとドーキンスやグールドが進化論と宗教の問題を論じるようになり,相互不干渉の時代が終わりを告げ,19世紀後半の状況に回帰したとも考えられるという.

最後にダーウィンの受け止め方の問題という形でまとめが行われ,思想・世界観へのダーウィンの影響は今後も研究されるべきであるが,とくに思想・文化としての科学の伝統が弱い日本では状況が異なるということも指摘された.


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